Story | 06/14/2023 13:59:51 | 1 min 読み取り時間

UPM Timber製材工場の内部物流が化石燃料ゼロに

4月1日より、UPM Timberの各製材工場の内部物流には再生可能ディーゼルが使われます。これは、製材業界でサステナビリティの先駆者になるという、当社のビジョンを実現する確かな一歩です。

41日より、UPM Timberの各製材工場の内部物流には再生可能ディーゼルが使われます。これは、製材業界でサステナビリティの先駆者になるという、当社のビジョンを実現する確かな一歩です。 

UPM Timber製材工場の生産事業は、2020年から化石燃料ゼロで運営されてきました。当社は、お客様に対する誓約「Setting the Standard」の一環として、他の領域でも排出量削減の方法を模索しています。その一例が、セイク製材工場からラウマ港への木材輸送に再生可能ディーゼルを使用するという先日の発表です。 

そして今、製材工場の内部物流において大きな一歩を踏み出そうとしています。41日以降、内部物流では再生可能ディーゼルのみを使用し、化石燃料は使用しません。つまり、UPM Timber4つの製材工場すべてでフォークリフトなどの重機には再生可能ディーゼルを使用します。この変更によって、UPM Timber製材工場の内部物流が排出する二酸化炭素の量は、化石燃料由来のディーゼルに比べて最大90 %削減されます。また、事業の総排出量も最低値まで削減でき、木材製品のカーボンフットプリントがいっそう少なくなります。 

「内部物流は、完全に自社の管理下にある二酸化炭素排出源です。そのため、内部物流の化石燃料ゼロ化に取り組まなければならないことは明らかでした」と、サステナビリティと投資担当ディレクター、Thomas Westerbackは述べています。 

この最新の進歩を経て、事業におけるサステナビリティへの取り組みはさらに続いていきます。当社は、内部物流のサステナビリティをよりいっそう高める方法も模索していきます。 

具体的な行動によってお客様に価値を届ける 

再生可能ディーゼルへの切り替えは、製材工場で重機を操作する契約業者にも好意的に受け入れられています。 

「パートナー各社がUPM Timberサステナビリティへの取り組みを尊重し支援してくださることを、うれしく思います。契約業者は、再生可能ディーゼルへの切り替えを進んで受け入れてくださいました。感謝しています」と、Westerbackは言います。 

UPM Timberの費用負担は増えることになりますが、業界の先駆者、また責任あるサプライヤーを目指すうえで、この変更を受け入れることは重要な一歩です。Westerbackはこうした取り組みを、戦略を実現し、強いお客様との関係を維持するための投資と捉えています。 

サステナビリティに向けた取り組みはUPM Timberの戦略において欠くことのできない部分なので、これは完全に戦略に一致しています。また、可能な限り責任を負うサプライヤーになることで、お客様に付加価値を提供できるとも考えています。UPM Timberは製材業界でサステナビリティの先駆者になることを目指しており、そこへ向かって着実に歩みを進めています」 

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