自己紹介をお願いします。UPM Timberでのお仕事についても教えてください。
受注&デリバリー部門でシニアマネージャーを務めているSoili Kuusistoです。UPM Timberの受注&デリバリープロセスを担当しています。このプロセスは、UPM Timberのサプライチェーンコンセプトの一部です。
私のチームは、日々の業務に密接に関わっています。直属の部下が6人おり、チームではUPM Timberの受注からサプライ チェーンまでを担当しています。チームは受注処理、輸送手配、請求処理、出荷、物流の担当者で構成されています。
私はUPM Timberに5年間、UPMには20年以上勤務しています。約30年前に、夏期の研修生として製材業務に携わったのがキャリアの始まりです。つまり、5年前に自分のキャリアが始まった場所へと戻ってきたということです。
普段はどのようなお仕事をされているのですか?
週次のチームミーティングとサプライチェーン管理チームのミーティングが日課です。また、業務においては、かなり速いペースでミーティングを行う必要があります。
私は、チームにとって、その場にいて耳を傾ける人でありたいと考えています。コーチングアプローチが好きなので、多くの時間をチームとの話し合いや、協力して問題を解決するために割いています。このような話し合いがチームのメンバーをサポートし、UPM Timberでの成功につながると信じています。
ミーティングは、タンペレ本社での対面式またはTeams経由で行われます。出荷の担当者は、ポリとラッペーンランタにあるUPM Timberの製材工場に勤務しています。私は、製材工場を訪れて、作業の進捗状況を確認し、ミーティングに同席することもあります。1日中オフィスで座っていたくないのです。丸太がガタガタと音を立て、製材工場が稼働している音を聞くと、プロセスのより具体的なイメージを描くことができます。
ご自身の仕事の中で最も誇りに思うことは何ですか?
UPMの在籍中、会社は大きな変化を経験し、大きな決断を下してきました。UPMは常に決意を持って前進しています。UPMが伝統的な製紙会社から、革新的で持続可能な新しいソリューションを開発する会社へと進化したのを目にできたのは素晴らしいことでした。そのことを誇りに思っています。
この間、私は全体像を見ることも学びました。水面下で起きていることを把握できるので、実際の仕事に非常に役立っています。チーム、サプライチェーン、UPM Timberなど、あらゆる方面にコンタクトすることで、関係を構築しています。このコミュニケーションやネットワーク作りがうまく機能していることを誇れると思います。
ご自身の仕事の中で最も困難なことは何ですか?
関係を築くには、適切なタイミングと適切な場所で気を配ることも必要です。つまり、物事の流れに身を任せるべき時と、本腰を入れるべき時とをわきまえることが重要です。UPMは大きなグループなので、自分だけではどうにもならないことも多々あります。これは企業で働くことの厳しさの一部ですが、前進するための方法でもあります。
UPM Timber製品に、皆さんの取り組みはどのように反映されているのですか?
UPM Timberのサービス保証に反映されています。高品質の製品を確実にお届けし、物流もうまく機能しています。発送業務自体は非常に慌ただしいのですが、チェーン全体では氷山の一角に過ぎません。その前に成功しなければならないことが他にもたくさんあります。
新しいお客様との約束「基準を打ち立てる(Setting the Standard)」は、あなたにとって何を意味しますか?
私にとって「基準を打ち立てる」ことは、UPM Timberがパイオニアを目指していることを意味します。私自身の仕事では、特に物流におけるサービスや信頼性を意味します。全従業員の報酬はお客様の支払いに支えられています。だからこそ、お客様との約束とそれに応えることが重要なのです。
長期にわたる取引関係を持つお客様との協力関係がさらに深まったことは歓迎すべきことであり、私たちはこうしたパートナーシップをさらに発展させるべく努力しています。また、サステナビリティや環境問題にも着実に取り組んでいます。たとえば、書類は依然として物理的な宅配便で世界中の目的地に空輸で運ばれていますが、このプロセスを電子化する計画が進行中です。もちろん、そのためにはお客様から銀行まで、さまざまな関係者との協力が必要ですが、意志さえあれば実現は可能です。
改善の余地は常にあり、それは良いことだと思います。
「基準を打ち立てる」シリーズでは、本社から製造ラインまで、さまざまな職務に就くUPM Timberの従業員を特集します。当社の従業員全員が、お客様との約束「基準を打ち立てる」に全力で取り組み、より良い成果を求めて常に努力しています。このシリーズでは、従業員が自身の仕事と、日々水準を上げていく方法について共有します。